ウェットスーツ・ドライスーツ用ハンガー

 

ウェットスーツ・ドライスーツは水を含むと数十キロと非常に重いため、
通常のハンガーにかけると肩のラインに負担がかかり、素材のネオプレン
ゴムなどが伸びたりして大切なスーツを傷めてしまっていました。

ウエットスーツ、ドライスーツの専門メーカー ワールドダイブ株式会社の様からのご依頼により、
肩幅が変更でき、ドライスーツを傷めず、しかも使いやすく強度もあるハンガーを企画の段階から
設計~金型製作~射出成形~組立て完成品までの全てをお手伝いさせて頂きました。

おかげさまで商品も大変好評で、定期的にご発注を頂き、
ウエットスーツ、ドライスーツには無くてはならない
世界初のオンリーワン商品

「曲げることでスーツの肩幅にジャストフィットでき、

フック部の取り外し可能なウエットスーツ専用ハンガー」です。

 

スーツの重みにより合わせて変形するハンガーの内側にはアルミ線
ウレタンフォームで包み込み外側を押出し成形の厚みのあるチューブを
使用することでハンガー全体で荷重を受け止め、生地に負担をかけません。

L字型のフック部分がドライスーツのネックシール部分のシワを防止し、
シール性の低下を防ぎます。 フック部分は移動時の持ち手にもなり、
更に取り外しができ、防水ファスナーを閉めたままでもハンガーをセットできる
お客様のご要望にお応えした便利で、機能性にとんだ画期的な商品となりました。

部品点数はフック,コの字部品,凹凸ピン,L字型部品,パイプ本体,
両サイドキャップの
合計8点ですが、
射出成形用の金型はABS樹脂用6点をセット取り1面、
ポリアミドPA66用2点セット取り1面の 合計2面にすることで、
初期投資の金型代コストを抑えることができました。
(樹脂部分は強度に応じABS樹脂、ポリアミド PA66樹脂にて成形)

*フック部は本体穴にあわせてはめて、90度回転させるだけのシンプルな構造です。

M型ハンガー 
(携帯性重視の場合には)フック部分を付け替えてブーツを逆さにして乾かすのにも使えます。