2020年7月19日 ユーザビリティテスト:まもるをまもる流

特定非営利活動法人 まもるをまもるについて

 2020年7月19日に 特定非営利活動法人 まもるをまもる 様によるユーザビリティテストが行われました。
この団体様の説明については直接 リンクを繋げておりますので、そちらをご参照ください。
まもるをまもる様でも、ユーザビリティテストの評価についてのブログを書かれているので、ご覧ください。
またそれらのテストを終えてのブログ12に書かれているので良ければご覧ください。

テスト実施の目的

 新型コロナウィルスの流行とそれに対する感染対策として、弊社を含めて様々な企業がフェイスシールドを開発し製品化しています。ですが、実際に使う側の身からすれば「買うとすれば、どのフェイスシールドが結局いいのか?」「実際に使ってみた時にどんな感じなのか?」といった不安の声が沢山あることも事実です。そういった中で、今後の製品化および製品改良に貢献できれば、という お考えの元、行われました。題名にもある【ユーザビリティ】とは、ある製品:この場合はフェイスシールドですが、それが指定された利用者によって、指定された利用状況下で、指定された目的を達成するために用いられる際の有効さや利用者の満足度の度合いをさします。
 ただし、注意としまして簡易タイプのものか、製品として出来上がっているものか、という事は被験者に告げずに実施されています。また、ある特定の状況設定の下、実験的に実施した簡略的なテストになるそうで考えるきっかけとなれば幸いです、とのことです。

テストの概要について

  1. 調査日:2020年7月19日
  2. サンプル:フェイスシールド 10種
  3. 被験者:医療従事者の男女4名
  4. 調査員:医療従事者、デザイナーなど男女8名
  5. 目標:感染リスクなく安全に装着から保管まで行い、休憩に入られるかの検証
  6. 仮説:状況や動作などによって不安があるかもしれない
  7. 指標:①有効さ(目標達成する上での正確さ・完全さ) ②効率(①に関連して費やした資源) ③満足度
  8. 評価方法:5段階評価+気付きがあれば特記
  9. 状況設定:コロナ対応をしていない都内の病院のICU。院内の感染予防物資が不足している状況と仮定し、指示されたベッド清掃の一連作業を済ませた後、食事休憩に向かうために感染防護具を脱ぎ、消毒するまでを観察。清掃するために使用するフェイスシールドは本日新しく配布された新品とする。
  10. タスク設定:①準備【手に取る】【装着する】②作業【床の液体を拭く】③終了【防護具を外す】【消毒・保管作業】のなかで、使い方フィッティング安全性耐久性などについての11科目で採点する。

テスト結果について

全体的な評価として、高評価を頂くことが出来ました。【使い方の分かりやすさ】においてはなんと、満点の評価をいただきました。また【フィッティング】や【視界の良さ】や【使った時の快適さ】【消毒面】【保管面】でも良い点数を頂いており、弊社として嬉しかったのが【安全面】や【耐久面】での得点が9割以上の高評価だったという事です。

ただ、【喜び】としての見た目のおしゃれさ等が半数ちょっとは得点を得ることが出来ましたが、他の項目に比べてイマイチ点数が伸び悩んだこと。全体的に見ても合計点が8割近く、一緒にテストをして頂いたどの会社様よりも、素晴らしい成績をおさめることが出来ました!
ですが、おしゃれのところに弊社としては課題に感じ、今ではご存じの方もいらっしゃると思いますが、この時にテスト用として提出した白いフレームタイプから少し色を改良し、一般様向けとしてクリア・ブラック・ピンクの3種類を作成いたしました。それがこちらになります。

テスト時の様子

お色改良後

これからも、このように皆様に役立つ製品をどんどん作っていきたいと思います!

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